イエス・キリストの再臨
イエス・キリストが地上での教導の業を終えて昇天されたときに,二人の天使が使徒たちにこう宣言しました。「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは,天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ
再臨は,悪人にとっては恐怖と悲しみに満ちた時となりますが,義人にとっては平和と勝利の日となります。主は次のように宣言しておられます。
「賢くて,真理を受け入れ,自分の導き手として聖なる
そして,地球は受け継ぎとして彼らに与えられる。彼らは増えて強くなり,その子孫は罪のないまま成長して救いを得るであろう。
主は彼らの中にあり,主の栄光は彼らのうえにあり,主は彼らの王となり,立法者となるからである。」(教義と聖約45:57-59)
主は再び来られる時がいつなのか正確には明らかにしておられません。「その時,その日は,だれも知らず,天にいる天使たちも知らない。人の子が来るまで,彼らは知らないであろう。」(教義と聖約49:7)しかし再臨に先立って起こる出来事やしるしについては預言者を通して明らかにされました。予告された出来事としるしには次のようなものがあります。
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福音の真理からの背教(マタイ24:9-12;2テサロニケ2:1-3参照)。
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末日聖徒イエス・キリスト教会の回復を含む福音の回復(使徒3:19-21;黙示14:6-7;教義と聖約45:28;133:36参照)。
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神権の
鍵 の回復(マラキ4:5-6;教義と聖約110:11-16参照)。 -
モルモン書の出現(イザヤ29:4-18;3ニーファイ21:1-11参照)。
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全世界に
宣 べ伝えられる福音(マタイ24:14参照)。 -
悪と戦争と混乱のとき(マタイ24:6-7;2テモテ3:1-7;教義と聖約29:17;45:26-33;88:91参照)。
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天と地に見られるしるし(ヨエル2:30-31;マタイ24:29-30;教義と聖約29:14-16;45:39-42;49:23;88:87-90参照)。
救い主の再臨の正確な日時について思い煩わないようにしてください。むしろ,主がいつ来られてもいいように備える生活を送ってください。末日に起こる災難を目にするときに,義人は再臨,あるいは再臨に先立つしるしを恐れる必要はないということを心に留めてください。使徒たちへの主の言葉はわたしたちにも当てはまります。「心配することはない。これらすべてのことが起こるとき,あなたがたは,与えられた約束が果たされることが分かるからである。」(教義と聖約45:35)