インスティテュート
忠誠


忠誠

宗教教育者への説教から抜粋,1966年 7月8日,7,9 Charge to Religious Educators, 第3版(1994年),119で引用

皆さんは教会の青少年を教える教師として,イエス・キリストと,イエス・キリストが十字架上で亡くなられたこと以外は何も知るべきではありません。そのテーマに関して,皆さんはエキスパートになるように期待されています。皆さんが教える内容について知り,証を持つように期待されています。そうすることによって,偉大な力を持つでしょう。教会の大管長が教会の立場を宣言していないなら,皆さんもそれに関する答えを求めてあちこち探し回るべきではありません。

皆さんと同じ立場にいる人が,教会幹部に宛てて多くの手紙を書く場合があります。宛先が大管長より下の立場にある人であるなら,送った手紙と同じ数だけ異なる答えを受け取るでしょう。そして,彼らは騒ぎ立て,「どうしたことだ。教会幹部はまるで意見が分かれて,一致していないじゃないか」などと公言して回るのです。そのような行為はその地域において,教会幹部に対する最も不忠実な行為であるとみなされるでしょう。それを覚えていてください。非常に重要な事柄です。 ……

…… わたしたちは大会ごとに集いますが,毎回新しい教義が提示されるわけではありません。皆さんも教師として,新しい教義を教えるために遣わされてはいません。皆さんは古い教義を教えるように召されています。そしてその際,生徒たちが理解できるように簡潔に教えるだけでなく,だれも誤解することがないように,極めて簡潔に教えなければならないのです。