だい37しょう
しんけんしどうしゃ
(1835年2月)
主は,オリバー・カウドリ,デビッド・ホイットマー,マーティン・ハリスの3人に,しとをえらぶように言われました。3人はだいかんちょう会のしゅくふくをうけ,それからおいのりしました。そして,12人のりっぱな人をえらびました。
えらばれた人びとは,十二しとにせいにんされました。
しとは,教会でとても大切な人たちです。しとは,イエスがすくいぬしであることを知っています。また,せかい中にふくいんをつたえます。
数日して,ほかのしどうしゃもめされました。かれらは七十人だいいちていいん会とよばれました。七十人だいいちていいん会はしとをたすけます。また,教会のでんどうかつどうをみちびきます。
ある日,十二しとたちは,しゅうかいをひらいていました。かれらはでんどうに行くじゅんびをし,正しくなるように心がけていましたが,天父のたすけがほしいと思いました。
しとたちのねがいにこたえて,ジョセフはでんどうについて主にたずねました。すると,イエスは,すばらしいけいじをおあたえになりました。しんけんについてお話しになったのです。
しんけんとは神の力です。しんけんは,このよで一番大きな力です。神は,正しい人にしんけんをおさずけになります。人びとは,しんけんを用いて神のわざを行います。
教会には二つのしんけんがあります。一つはメルキゼテクしんけんです。教会のしどうしゃは,メルキゼテクしんけんをもっています。だいかんちょう,ふくかんちょう,十二しと,七十人だいいちていいん会の人たちがそうです。
だいかんちょうは神のよげんしゃです。よげんしゃは,イエスがのぞんでおられることを語ります。よげんしゃには,ふくかんちょうというたすけてくれる人がいます。よげんしゃとふくかんちょうで,だいかんちょう会を作っています。
メルキゼテクしんけんをもっている人は,ほかにもいます。大さいし,七十人,ちょうろうとよばれる人たちです。大さいしは,しゅくふくしやステーク会長,こうとうひょうぎいん,かんとくをつとめることができます。
ある人は七十人にめされます。
ほかの人たちはちょうろうにめされます。ちょうろうはでんどうに出ます。
メルキゼデクしんけんをもっている父はだれでも,しゅくふくをあたえることができます。また,せいれいをさずけることもできます。
もうひとつのしんけんはアロンしんけんです。さいし,きょうし,しつじは,アロンしんけんをもっています。さいしはバプテスマをほどこすことができます。また,せいさんのいのりをささげ,ちょうろうをたすけます。
きょうしはせいさんのじゅんびをします。また,かいいんのかていをおとずれて,正しい生活をするようにたすけます。
しつじはせいさんをくばります。また,かんとくをたすけ,だんじきけんきんをあつめます。
しんけんしゃは,神ののぞんでおられることを知って,そのつとめを一生けんめいにはたさなくてはなりません。そうすれば,天父はしゅくふくをさずけてくださいます。