子供たちを教える—その他のリソース
30:イエス・キリストは天のお父様の御子です


30

イエス・キリストは天のお父様の御子です(クリスマス)

教師のために

このレッスンを教えるに当たり霊的に備えるために,次の文を読み,深く考えてください。

イエス・キリストは死すべき体を持ったマリヤを母親として,不死不滅の天の御父を父親として生まれました。イエスは文字どおり,神の御子なのです。わたしたちへの偉大な愛ゆえに,天の御父はイエス・キリストを地上に遣わしてわたしたちの救い主に定め,わたしたちの模範としてくださったのです。「神はそのひとり子をたまわったほどに,この世を愛してくださった。それはを信じる者がひとりも滅びないで,永遠の命を得るためである」(ヨハネ3:16)。

準備

本手引きの106ページに印を付け,すぐに開けられるようにしておきます。

学びの活動

集合の活動によって始めます。3ページに掲載されているアイデアを参照してください。

祈り

一人の子供に開会の祈りをするよう頼みます。

写真

126ページの絵を見せます。子供たちに絵のどこに赤ちゃんがいるか探すように促します。この赤ちゃんの名前はイエスだと話し,皆に「イエス」と言わせましょう。皆に赤ちゃんを抱いているまねをさせます。

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Mary and baby Jesus

絵のマリヤを指し,「この人はイエス様のお母さんです。名前はマリヤといいます」と言ってください。

イエスは天の御父の子であることを話します。短く区切りながら,子供たちに「イエス様は天のお父様の子供です」と言うよう促します。御父はわたしたちを愛しておられるので,御子イエス・キリストを地上に遣わされたことを話します。

もう一度,絵の中の赤ちゃんイエスを指します。これから先生が歌を歌います,と言い,イエスを指しながら「主はみ子をつかわした」と言うよう促します。数回練習した後「主はみ子をつかわし」(『子供の歌集』20-21)の次の歌詞を,歌うか暗唱します。

あいとやさしさを おしえるために

しゅはつかわされた へいわのみこ(絵の赤ちゃんイエスを指さす)

106ページのイエス・キリストの絵を見せます。子供たちに,赤ちゃんのイエスは大きくなって救い主イエス・キリストになったことを話してください。救い主の絵を指さし,子供たちに「主はみ子をつかわした」と言うよう促します。「主はみ子をつかわし」の次の歌詞を,歌うか暗唱してください。

ただしいみちを おしえるために

みこはあるかれた (救い主の絵を指さす)ひととともに

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Jesus Christ

まとめ

天の御父がイエス・キリストを遣わされたことに対するあなたの感謝の気持ちを話します。イエス・キリストが御父の子供であることについてあかししてください。

祈り

一人の子供に閉会の祈りをするよう頼みます。

任意の活動

準備

  • 棒人形のために--127ページの絵を子供の人数分コピーし,切り抜きます。セロハンテープまたはのりで,切り抜き一つ一つに棒または割りばしをはり付け,棒人形を作ります。

    画像
    coloring page, Nativity pictures

    イエス・キリストはてんのおとうさまのこどもです

  • 聖文の活動のために--モルモン書を持参してください。3ニーファイ9:15に印を付け,すぐに開くことができるようにしておきます。

棒人形

用意してきた棒人形を配ります。自分の言葉で,簡単にイエス・キリスト降誕の話をもう一度してください(ルカ2:4–16参照)。話に合わせて棒人形を持ち上げるように言いましょう。この活動は特に年長の子供たちに適しています。

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puppet diagram

ねどこもなくて」(『子供の歌集』26-27)の次の歌詞を,歌うか暗唱し,自分で言葉にあった動作を付けてください。子供たちに一緒にするよう促します。

ねどこもなく エスさまは

かいばおけに ねんねした

ほしぐさのうえに ねてる

エスさまを ほしがみてた

活動の歌

下の「活動の歌」を暗唱し,子供たちにも一緒にするよう促します。

かいばおけの赤ちゃんと (抱いた赤ちゃんをあやすように,腕をゆする)

そばには やさしいお母さん

空に輝く 星一つ    (空を指さす)

神のが 生まれました!(腕を組む)

聖文

イエスは聖文の中で,御自分が天の御父である神の子であると言っておられることを話します。モルモン書の3ニーファイ9:15を開き,読みましょう。「見よ,わたしは神の子イエス・キリストである。」子供たちに,あなたと一緒に「神の子」と言うよう促します。