2016
神殿の祝福を求めるには
2016年7月


教会指導者からの答え—

神殿の祝福を求めるには

2009年2月10日にブリガム・ヤング大学で行われたディボーショナルでの説教から。全文(英文)はspeeches.byu.eduからご覧いただけます。

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room in the temple

神殿は主の宮です。そこでは,死者の身代わりのバプテスマや家族を永遠に結びつける結婚といった神聖な儀式を通じて,救い主の教えが再確認されます。

皆さんにお勧めします。神殿での礼拝は,皆さん一人一人が倣うことのできる,大切な模範を示したものです。それは,個人であろうが家族であろうが,同じです。自分が何に焦点を合わせ,何に心を注ごうかと考えている限り,また自分の生活に確固たる基を築こうとする場合でも同じことが言えます。皆さんの多くが既にそれを実践していることを知っています。そのような皆さんに,わたしたちは心から感謝しています。

大管長会は以前,全教会員に宛てて,ある勧めの手紙を送りました。それはもちろん,わたしにも皆さんにも当てはまります。「時間と状況が許す場合には,余暇の活動の幾分かを神殿での奉仕に向けてくださるようお願いします。」

わたしたちはまた,信仰をもって神殿に参入し,預言者,聖見者,啓示者によって約束された祝福について考えるように望まれています。トーマス・S・モンソン大管長は次のような約束をしています。「神殿に参入し,自分の重荷を主の前に降ろしてください。そうすれば,皆さんは新しい精神に満たされ,将来への自信も湧いてくることでしょう。主を信頼してください。そうすれば,主は皆さんを支え,育て,神の日の栄えの王国へと続く道に従って進めるよう,一歩一歩導いてくださることでしょう。」1

神殿の礼拝からもたらされるもう一つの慰めの祝福とは,現在襲いかかろうとしている嵐から守られ,平安があると確信できることです。天の御父がその民の集合する場所として定められた最も安全な場所が,主の神殿の中です。

どの神殿にも,その前壁の外側には次の言葉が記されています。「主の宮居 聖きを主に捧ぐ」わたしは,主の神殿が皆,この地上における主の聖域であると証します。ここにいる全ての皆さんにお勧めします。事情が許す限り,もっと頻繁に神殿に参入してください。そして,祝福と守りを求めてください。それは神の預言者たちから皆さんに約束されていることなのです。

  1. トーマス・S・モンソン,デル・バン・オーデンの“San Diego Temple: 45th House of the Lord Dedicated in ‘Season for Temple Building,’” Church News, 1993年5月8日付,12から引用。