壮大なスケールの研究

天の御父について学ぶ

あなたは天の御父に祈っています。でも，神がどのような御方か考えたことがありますか。この間なくした鍵を見つけるよう助けてくださったのは一体なぜなのでしょうか。御父はどれほどよくあなたのことを知っておられるのでしょう。また，どのようにして，あなたと連絡を取られるのでしょうか。

幸いなことに，神について学ぶのに遅すぎるということはありません。今こそ，壮大なスケールの聖文研究を始めるチャンスです。そうすれば，数え切れないほどの霊の子を持っておられる万物の神が，どうしてあなたのことを考えておられるのかがはっきりと分かるようになります。

しかし，何であれ，壮大なことを始めるのは簡単ではありません。ですから，まず以下のフローチャートから始めましょう。

毎日チャートから質問を一つ選んでください。順番に従って質問の答えを見つけながら，自分と天の御父との関係について考えるようにしましょう。あなたの人生における御父の役割について考え，御父にさらに近づくためにどんなことができるか考えてください。

神との意義深い時間

ディーター・F・ウークトドルフ管長

「神との関係を強めるには，神と自分だけの意義深い時間を持つ必要があります。 日々の個人の祈りや聖文研究に静かに集中し，常に神殿推薦状を持つのにふさわしくあろうと努力します。天の御父に近づくために，このように時間と努力をささげることは賢明な投資です。詩編に記されている勧めに聞き従いましょう。『静まって，わたしこそ神であることを知れ。』（詩篇46：10）」

大管長会第二顧問ディーター・F・ウークトドルフ管長「最も大切な事柄について」『リアホナ』2010年11月号，21

神は一体，どのような御方なのでしょうか	マタイ7：9－11 1ヨハネ1：5 エテル3：12	どの言葉が印象に残りましたか。何度も出て来る言葉がありましたか。そのような言葉を辞書や『聖句ガイド』で調べてみましょう。
天の御父とイエス・キリストはどのような点が同じで，どのような点が異なっておられるのでしょうか。	ヨハネ3：16，35 ヨハネ17：20－23 モルモン7：5－7	学んだことをテーマにした，家庭の夕べのレッスンを準備しましょう。
地上には数十億人が住んでいます。天の御父がわたしのことを御存じだということなど，あり得るでしょうか。	サムエル上16：7 詩篇82：6 ルカ12：6－7 教義と聖約93：23	それぞれの聖句は，おもにどんなことを教えていますか。短くまとめてみましょう。
天の御父を知るにはどうすればよいでしょうか。	ヨハネ14：6－9 1ヨハネ4：7 アルマ30：44 教義と聖約132：22－24	聖句で重要な言葉を見つけたら，LDS.orgで検索してみましょう。lds.org/media-libraryで，テーマに関するビデオを見てください。
わたしたちは祈りで天の御父と話すよう教えられています。でも，天の御父はどのようにしてわたしに語りかけられるのでしょうか。	教義と聖約1：38 教義と聖約8：2－3 教義と聖約9：8－9	あなたはどのようにして神と話しますか。このように学んできた結果，あなたはどんな点を変えようと思うようになりましたか。

天の御父やイエス・キリスト，聖霊について他に何か分からないことがありますか。あれば，それをメモしておき，フローチャートの質問に全部答えた後の聖文研究に使いましょう。また，勉強していることについてもっと知りたくなったら，『聖句ガイド』や『真理を守る』『わたしの福音を宣べ伝えなさい』などの資料がいつでも使えるということを，忘れないでください。