教会歴史
佐藤龍猪


佐藤龍猪

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佐藤龍猪と千代のバプテスマ。

佐藤龍猪と千代のバプテスマ。二人と共に立っているのは,陸軍航空隊に所属していたボイド・K・パッカー中尉。二人に福音を教える手助けをした。

第二次世界大戦により,多くの若い末日聖徒が伝道に出られなくなりました。そんな中,国外での軍事活動において,福音を伝える機会を求めた人々がいました。多くの信仰深い日本人改宗者は,そうした軍人から福音を学んだのです。

その一人が佐藤龍猪です。彼は鳴海に住む若いクリスチャンで,熱心に福音を分かち合おうとする若い末日聖徒の軍人と出会いました。英語を流暢に話す佐藤は,自身と家族,友人に伝道する軍人の通訳を何度も務めました。1946年7月7日,佐藤と妻の千代はバプテスマを受けます。後年,佐藤はモルモン書,教義と聖約,高価な真珠,神殿の儀式を翻訳しました。