2010–2019
大会へようこそ
2014年10月


大会へようこそ

わたしたちが彼らの話に耳を傾けるとき,心に感動を覚え,信仰が増し加えられますように。

兄弟姉妹の皆さん,この偉大な世界規模の大会に皆さんを歓迎できることは,何という喜びでしょう。教会の中央幹部や中央役員としてわたしたちが支持した兄弟姉妹の話を聞き,彼らから学ぶために,わたしたちは世界各地で集まっています。彼らは自分が伝えるべきメッセージについて天の助けを願い求め,何を語るべきかについて霊感を受けています。

今大会は,総大会がラジオで放送されるようになって90年目に当たります。1924年10月,教会の所有するKSL放送を通して,大会の模様が初めてラジオで放送されました。また,テレビ放送が始まって65年目にも当たります。1949年10月の総大会で,KSL放送により,大会の模様が初めてテレビでソルトレーク地区に放映されました。

現代のメディアの進歩という祝福により,何千万という会員が総大会を視聴できることに感謝します。今週末の大会の模様は,テレビ,ラジオ,ケーブルテレビ,衛星放送,そして携帯端末でも利用可能なインターネットを通して放送されています。

前回の大会から半年の間に,一つの神殿が奉献され,一つの神殿が再奉献されました。5月にはディーター・F・ウークトドルフ管長がフロリダ州フォートローダーデール神殿を奉献しました。その前日,青少年によるすばらしい文化式典が行われました。そして翌日の5月4日に,3つの部会にわたって神殿の奉献が行われました。

つい2週間前,わたしは恵まれて,ユタ州オグデン神殿を再奉献しました。最初の奉献は1972年にジョセフ・フィールディング・スミス大管長によって行われました。すばらしい文化式典が再奉献の前日に催され,実に多くの青少年が参加しました。式典は2部構成で,それぞれ異なる出演者によって披露されました。合計で1万6,000人の若人が参加しました。翌日,再奉献式が行われ,多くの中央幹部,補助組織の指導者,神殿会長と顧問,そしてその伴侶たちが出席しました。

わたしたちは引き続き,神殿建設の業を熱心に推し進めています。来月,新たにアリゾナ州フェニックス神殿が奉献される予定です。2015年には,少なくとも5つの神殿が奉献,あるいは再奉献される予定で,完成時期によっては,その数は増えるかもしれません。

4月にお伝えしたように,既に発表された神殿全てが建設され,奉献されると,世界中で170の神殿が運営されることになります。既に発表された神殿を完成させることを優先しているため,現時点では新たな神殿建設の発表はありませんが,将来,必要を見定め,土地を見つけて,さらなる神殿の建設が発表されるでしょう。

教会は発展し続けています。現在会員は1,500万を超え,その数は増加の一途をたどっています。伝道の業もひるむことなく前進しています。8万8千人の宣教師が世界各地で奉仕し,福音のメッセージを分かち合っています。再度申し上げますが,伝道の業は神権の務めであり,ふさわしく,奉仕することのできる全ての若い男性の皆さんに伝道に出るようにお勧めします。わたしたちは伝道の業に携わる若い姉妹たちに非常に感謝しています。若い男性のように奉仕する義務は彼女たちにはありませんが,彼女たちはすばらしい貢献をしています。

さて,今日と明日,大会の部会で話す兄弟姉妹の話によく注意して耳を傾けるようにお勧めします。話す割り当てを受けた全員が,大きな責任を感じています。わたしたちが彼らの話に耳を傾けるとき,心に感動を覚え,信仰が増し加えられるよう,イエス・キリストの御名により,へりくだり祈ります,アーメン。