2000–2009
教会監査委員報告
2001年4月


教会監査委員会報告

末日聖徒イエス・キリスト教会大管長会に対して提示

愛する大管長会。

末日聖徒イエス・キリスト教会は、正しく機能市、基準に基づいて運営されている監査部を保持しています。教会監査部は、教会のほかのあらゆる部署や運営組織から独立しています。教会監査部の管理ディレクターは定期的に、大管長会に直接報告します。教会監査部の職員は、認可を受けた公認会計士、認可を受けた内部会計役、認可を受けた情報システム監査役、そのほかの有資格の、認可を受けた専門家によって構成されています。

監査の日程、実施、報告を左右するおもな要因は、各部門が抱える危険率です。大管長会から指示されたとおり、教会監査部は世界金体にわたる教会のすべての部署、機能、運営組織の監査を行う権限を保持し、監査にかかわるあらゆる記録、財政についての文書および報告書、職員、施設、不動産の情報を入手します。監査の頻度と内容は教会監査部の管理職員が決定します。

内部監査役協会、ならびにアメリカ公認会計士協会が発表した専門監査基準が監査業務の指針となっています。教会監査部はこれらの承認された専門監査基準に基づいて教会の財務諸表や運営を監査します。これには地元の教会ユニットからの献金と支出を監督することも含まれます。

2000年12月31日までの1年間の教会基金の支出は、定められた方針にのっとり、什分の一配分評議会で承認されたものです。同評議会は、啓示によって規定されたとおり、大管長会、十二使徒定員会および管理監督会で構成されています。承認された予算の管理は、予算承認委員会の管理の下、教会予算部によって管理されています。教会監査部は、2000年度における教会基金の収支管理と教会資産の保全の状況を管理する財政方針と手続きを検討しました。また、予算編成、管理、会計ならびに報告方式、および指摘された監査上の問題点に対処する管理修正活動計画の進捗状況についても検討し、報告いたしました。

財政運営、事業、予算、そのほかの管理状況に対して、各々の危険率に基づいて監査を実施し、修正活動計画を実施する管理対応力を評価した結果、教会監査部では2000年12月31日現在の教会基金の収支に関するすべての事柄は、承認された予算指針と定められた教会の方針と手続きに従って運営され、会計処理されているという見解に達しました。

デゼレト・マネージメント・コーポレーションとその子会社を含む教会の関連組織は末日聖徒イエス・キリスト教会とは別に運営されています。これら教会関連組織のマネージャーは独立した取締役員会、および個々の監査委員会に報告します。これら教会関連組織の財政ならびに運営活動については、教会監査委員会は2000年度の監査を行っていません。しかしながら、ブリガム・ヤング大学および教会運営のそのほかの高等教育機関を含めたこれらの組織は毎年、独立した公認会計事務所から監査を受けています。

以上、謹んで報告いたします。

監査部

管理ディレクター

ウェスレー・L・ジョーンズ

2001年3月31日