マスター教義レッスンに関する変更点について

二つのテキストを使って,配列順聖文レッスンとマスター教義レッスンを行うのは教義と聖約の年が最後になります。次年度からマスター教義は,おおよそ週に一度の40分で教えるレッスンへと移行します。しかし,これらの40分レッスンには,時間配分の提案が記されたセグメントが含まれており,希望であれば引き続きマスター教義を毎日短く区切って教えることができる柔軟性もあります。
マスター教義レッスンの頻度やどこに組み入れるかを知る助けとなるよう推奨学習進度ガイドをマスター教義 教義と聖約および教会歴史 教師用資料の付録に添付しました。この学習進度ガイドは,どの配列順聖文レッスンを合わせて教えられるかを提案し,40分のマスター教義レッスンの日を取れるようにしています。そうすることで,160レッスン(フレックスデーを含める)をそのまま維持することができます。オンラインセミナリー用には,すでにマスター教義レッスンがオンラインセミナリープラットフォームに組み込まれています。
また,次年度からマスター教義レッスンには,マスター教義を復習する活動が含まれます。復習する活動には3種類あります。
- 聖句を復習する活動—マスター教義の教科課程で習ったマスター教義聖句を復習する
- マスター教義のテーマを復習する活動—生徒がある教義のテーマについてマスター教義聖句を復習するのを助ける
- これまで学んだマスター教義を復習する活動—生徒がその年にそれまで学んだすべてのマスター教義聖句を復習するのを助ける
これらの復習する活動はマスター教義レッスンの終わりに,その教科課程のどこに加えるべきかの指示とともに記載されています。これらの復習する活動を通して,生徒がマスター教義聖句を見つけ,これを使って教義を説明したり教えたりできるように助けることで,彼らがマスター教義に書かれている成果を十分に出すことできるようになることを期待しています。繰り返しになりますが,マスター教義レッスンと復習する活動が教科課程の全体に組み込まれた一つの教師用カリキュラムは,旧約聖書の年度から始まります。
マスター教義に関する基本文書もそれぞれのテーマや番号付きの段落に視覚資料などを交え更新しています。更新されたマスター教義に関する基本文書には,学習帳の新版も含まれており,BYUプリントサービスから購入することができます。
これらのリソースが,皆さんのレッスン準備の助けとなり,生徒がイエス・キリストの福音と聖文をさらによく理解する助けとなるようにと願っています。