これらのリソースの使い方

教室

ビデオをダウンロードする|360p720p1080p

多くの教師たちの指針となっている次のような格言を聞いたことがあるかもしれません。「魚を一匹やれば1日食いつなぐ。しかし,魚の捕り方を教えてやれば,一生食いはぐれることはない。」

教義的,歴史的,社会的疑問の答えを探し求めることに関して言えば,生徒に「魚の捕り方」を教えることが現代ではますます重要になってきています。生徒が自分自身で答えを見つけようと努力する中で得る事柄は,ほとんどの場合,ただ単にわたしたちが答えを説明するよりも個人的に有意義で永続的なものとなります。これらのリソースを以下の方法で使用することを検討してください。

  • 自分自身で学ぶ。あなたがこれらのリソースを研究するとき,十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老が勧めたように生徒からの教義的,歴史的,社会的疑問に対応できるようにさらに備えられます。

    皆さんが,聖文と教会歴史という教義面と歴史面に関する内容と背景を理解するには,主が指示されたとおり『最良の書物』から学ぶ必要があります。…教師も勤勉に努力し,研究と信仰によって学ぶことで,生徒たちを助け,彼らが自分を励ます信頼できる情報か,それとも自分を落ち込ませる,教義や歴史,慣行に関する誤った解釈や半端な真実かを見分けるのに必要な技術と態度を身につけられるようにすることができます。」(「21世紀においてCES教師に与えられている機会と責任」 [CES宗教教育者向け説教,2016年2月26日])。
  • 生徒自身の学習を助ける。生徒が答えを見いだそうとしている過程で彼らを教え導くには,ほかの人々が霊的な知識を得られるように助けるという原則を応用します。以下はこれらのリソースの使用例です。
    • 生徒たちを最も有用な資料へと導く。ただ一般的にこれらのリソースを生徒に紹介するのではなく,事前に調べ,特定の聖文,説教,記事,または生徒の疑問や懸念に最もよくこたえることのできるそのほかの情報を探しておくとよいでしょう。それから,これらの特定のリソースを調べ始めるよう生徒たちを促します。
    • 疑問を抱いている生徒と一緒に座って,生徒の特定の必要に最も関連のある情報をこれらのリソースの中から見つけ出す方法を見せることも出来ます。
    • 生徒が見つけた事柄について話し合うことで最後まで助ける。生徒が見つけた事柄をあなたや両親,地域の教会指導者と共に話し合うよう勧めてもよいでしょう。霊的な知識を得るための自らの旅路を歩むことによって,多くのことを学ぶことができることを生徒が理解できるよう助けます。