わたしたちの理解の目を阻むものは何でしょうか

自らの目を開くとき,自分の見えていない(理解していない)部分がもっとよく分かるようになるでしょう。
ひまわり

古いことわざにはこうあります。「目が悪いと視界が狭まる。視野が狭まると行動が狭まる。」

周りの人々のほんとうの姿を見る能力に影響を及ぼすと思われる事柄が幾つかあります。自分ではどうにもできないものもありますし,自分でコントロールできるものもあります。以下の聖句を研究し,七十人のキム・B・クラーク長老がわたしたちに問いかけている次の質問を絶えず自問してください(「火に包まれ」〔宗教教育セミナリー・インスティテュート訓練放送での説教2015年8月4日参照〕):

  • 今行っていることでやめるべきことは何か。

  • 始めるべきことでまだ行っていないことは何か。

創世42:6-8

「ときにヨセフは国のつかさであって,国のすべての民に穀物を売ることをしていた。ヨセフの兄弟たちはきて,地にひれ伏し,彼を拝した。

ヨセフは兄弟たちを見て,それと知ったが,彼らに向かっては知らぬ者のようにし,荒々しく語った。すなわち彼らに言った,『あなたがたはどこからきたのか』。彼らは答えた,『食糧を買うためにカナンの地からきました』。

ヨセフは,兄弟たちであるのを知っていたが,彼らはヨセフとは知らなかった。」(創世42:6-8)

  • ヨセフの兄弟たちは当然ヨセフに気づくはずですが,気づきませんでした。どうして気づかなかったと思いますか。

民数13:26-33

「そして,パランの荒野にあるカデシにいたモーセとアロン,およびイスラエルの人々の全会衆のもとに行って,彼らと全会衆とに復命し,その地のくだものを彼らに見せた。

彼らはモーセに言った,『わたしたちはあなたが,つかわした地へ行きました。そこはまことに乳と蜜の流れている地です。これはそのくだものです。

しかし,その地に住む民は強く,その町々は堅固で非常に大きく,わたしたちはそこにアナクの子孫がいるのを見ました。

またネゲブの地には,アマレクびとが住み,山地にはヘテびと,エブスびと,アモリびとが住み,海べとヨルダンの岸べには,カナンびとが住んでいます』。

そのとき,カレブはモーセの前で,民をしずめて言った,『わたしたちはすぐにのぼって,攻め取りましょう。わたしたちは必ず勝つことができます』。

しかし,彼とともにのぼって行った人々は言った,『わたしたちはその民のところへ攻めのぼることはできません。彼らはわたしたちよりも強いからです』。

そして彼らはその探った地のことを,イスラエルの人々に悪く言いふらして言った,『わたしたちが行き巡って探った地は,そこに住む者を滅ぼす地です。またその所でわたしたちが見た民はみな背の高い人々です。

わたしたちはまたそこで,ネピリムから出たアナクの子孫ネピリムを見ました。わたしたちには自分が,いなごのように思われ,また彼らにも,そう見えたに違いありません』。」(民数13:26-33)

  • 偵察に行った者たちの報告がそれほど異なっていたのはなぜでしょうか。
  • ほかの10人が困難だけを見ていたのに対し,カレブとヨシュアが祝福と機会を見いだしていたのはなぜでしょうか。

民数22:22-31

「しかるに神は彼が行ったために怒りを発せられ,主の使は彼を妨げようとして,道に立ちふさがっていた。バラムは,ろばに乗り,そのしもべふたりも彼と共にいたが,

ろばは主の使が,手に抜き身のつるぎをもって,道に立ちふさがっているのを見,道をそれて畑にはいったので,バラムは,ろばを打って道に返そうとした。

しかるに主の使はまたぶどう畑の間の狭い道に立ちふさがっていた。道の両側には石がきがあった。

ろばは主の使を見て,石がきにすり寄り,バラムの足を石がきに押しつけたので,バラムは,また,ろばを打った。

主の使はまた先に進んで,狭い所に立ちふさがっていた。そこは右にも左にも,曲る道がなかったので,

ろばは主の使を見てバラムの下に伏した。そこでバラムは怒りを発し,つえでろばを打った。

すると,主が,ろばの口を開かれたので,ろばはバラムにむかって言った,『わたしがあなたに何をしたというのですか。あなたは三度もわたしを打ったのです』。

バラムは,ろばに言った,『お前がわたしを侮ったからだ。わたしの手につるぎがあれば,いま,お前を殺してしまうのだが』。

ろばはまたバラムに言った,『わたしはあなたが,きょうまで長いあいだ乗られたろばではありませんか。わたしはいつでも,あなたにこのようにしたでしょうか』。バラムは言った,『いや,しなかった』。

このとき主がバラムの目を開かれたので,彼は主の使が手に抜き身のつるぎをもって,道に立ちふさがっているのを見て,頭を垂れてひれ伏した。」(民数22:22-31)

  • なぜバラムはろばに見えていたものが見えなかったのでしょうか。

1ニーファイ15:24

「わたしは兄たちに,それは神の言葉であって,だれでも神の言葉に聞き従って,それにしっかりつかまる者は,決して滅びることがなく,また敵対する者の誘惑や火の矢も,彼らを打ち破って盲目とし,滅びに至らせることはないと言った。」(1ニーファイ15:24

  • この聖句はわたしたちの目について何を教えているでしょうか。

  • なぜ敵対する者の火の矢はわたしたちの目に向けられるのだと思いますか。

  • 敵対する者が,わたしたちが見ないように願うものとは何だと思いますか。

1ニーファイ15:26-27

「すると,彼らはわたしに,『父の見た水の流れている川は何を意味するのか』と言った。

わたしは,父の見た水は汚れであるが,父は心をほかの物事に奪われていて,水の汚れは見えなかったと言った。」(1ニーファイ15:26-27

  • リーハイは義にかなった人であったにもかかわらず,すべてが見えていたわけではありませんでした。リーハイの理解の目を阻んだものは何だったでしょうか。