今日の計画

クラスでパターンやルーティンを発展させるためのガイド
〔じゃがいもの画像〕

優先事項「個人に目を向ける」の目的は,生徒の学習意欲を高める環境を整えるのを助けることです。宗教教育セミナリー・インスティテュート(S&I)の全般的な目的は,「イエス・キリストの教えと贖いについて理解しそれに頼る〔よう〕......青少年とヤングアダルトを助けること」(『福音を教え学ぶ:宗教教育セミナリー・インスティテュートの教師ならびに指導者用手引き』2012年,x)ですので,わたしたちは引き続きクラスの雰囲気の改善に努めます。

このことを達成するための最善策の一つは,クラスの構成や教え方にパターンやルーティンを含めることです。予測可能な環境は,生徒の学習成果を向上させるのに役立ちます。以下の「今日の計画」アウトラインは,教師会で使用されるべきであり,教師と管理者の考えを促し,クラス内の個人に合ったパターンやルーティンを発展させる助けとなります。

愛と敬意と目的意識のある環境を作る

農夫は成長が生じる前に土壌を準備し耕さなければならないように,教師は学びが生じるように愛と敬意と目的意識のある環境を育まなければなりません。『福音を教え学ぶ』に記されているように,「愛と敬意と目的意識のあるこのような環境を作ることは,......聖霊の影響力による教化をもたら」します。(13

活動

畑を耕すとは実際にどういう意味なのか考えてみましょう。教師で集まって,以下の質問や練習に取り組んでください。

  • 「耕す〔訳注:英語ではcultivate〕」とはどういう意味でしょうか。同じ意味を持つ語句は何でしょうか。

  • 畑を耕すために必要なステップを挙げてください。

  • あなたの書いたリストを,セミナリー・インスティテュートのクラスで生徒の学習意欲を高める環境を作る〔訳注:「耕す」と「作る」の英語はともにcultivate〕ことに例えてください。

わたしたちの目的を見いだす

わたしたちがクラスで実践できる,学習意欲を高める環境を培う助けとなるパターンやルーティンには様々なものがあります。しかし,わたしたちが築く一つ一つのパターンまたはルーティンには,目的が伴わなければなりません。

活動

以下の質問は,より効果的なパターンやルーティンを築くことの背後にある目的を見つけるのに役立つでしょう。教師で集まって回答してください。

  • わたしは生徒に,学ぶのに役立つ,どのようなものを机の上に置いてほしいでしょうか。

  • どのようなアイテムが,授業中生徒の妨げとなり得るでしょうか。

  • ディボーショナルの目的は何でしょうか。

  • 霊的な話を効果的にするものは何でしょうか。

  • 生徒がより力強く説明し,分かち合い,証する助けとなるものは何でしょうか。

  • 生徒がクラスで聖文を読む間,御霊の影響力をよりよく感じる助けとなるものは何でしょうか。

そのほか多くの質問を自分自身に問うことができるでしょう。鍵となるのは,生徒に対するわたしたちの期待や望みの明瞭なビジョンを育むことです。

パターンやルーティンを発展させる

学習意欲を高める環境を作る助けとなるパターンやルーティンを発展させる前に,クラスでどのようなことが起こってほしいかを理解しなければなりません。わたしたちが設定した事柄を達成し,目的を満たすのに役立つ多くの異なるパターンやルーティンがあることを知るのは重要なことです。

例えば,生徒が電子聖典を効果的に使うのを助けるため,生徒は机の上に電子機器を置くというのをクラスのルーティンにすることができるでしょう。それは全員が簡単に確認できることです。そうしないのであれば,生徒に携帯機器を機内モードにするよう求めます。鍵は,皆さんと皆さんの生徒にとって適切なルーティンを用いることです。

活動

皆さんの特定のクラスにとって効果的なパターンやルーティンを発展させる時間を取ります。以下の質問が思考を広げるのに役立でしょう。

  • 授業の妨げを最小限にするのを助け,時間通りに始められるように,生徒はレッスンの前に何ができるでしょうか。

  • 生徒が意義深い話を分かち合えるように,ディボーショナルをどのように計画することができるでしょうか。

  • すべての生徒が心地よく分かち合えるように,どのような台詞もしくはほかの試みができるでしょうか。

  • 積極的な態度を助長し,消極的な態度を減らすにはどうすればよいでしょうか。

パターンやルーティンを実践する

成功するパターンやルーティンは,効果的に実践されなければなりません。以下の学習パターンは,このことを行うための枠組みを提供しています。

  • 定義する:パターンもしくはルーティンと,その目的の両方について生徒に説明します。

  • 手本を示す:教師がパターンもしくはルーティンを作ったのであれば,実践する様子を見せることが最も効果的です。

  • 練習する:パターンもしくはルーティンを練習する機会を生徒に与えます。

  • フィードバックする:パターンもしくはルーティンを復習し,評価します。

パターンやルーティンの発展がもたらす良い影響

整った予測可能な環境を培うことはすべての生徒の助けとなるでしょう。少しのパターンもしくはルーティンを取り入れて実践することにより,教室の環境に以下のような改善を幾つか見ることが期待できます。

  • 学習,責任感,自己管理の向上

  • 言動の改善

  • 乱れの減少

  • 予測性の向上に伴う生徒の安定性の向上

  • 生徒/教師の期待の高まり

  • イエス・キリストの贖罪についての生徒のよりよい理解