若い女性「成長するわたし」


わたしは神殿に参入する備えをし,清さとふさわしさを保ちます。わたしは高い道徳の標準に基づいた思いを抱き,行動します。

徳質の必修体験

次の4つの徳質の必修体験を終了してください。終了後,親または指導者からそれぞれの体験に署名と日付を記入してもらってください。

  1. 徳とは,高い道徳的標準に基づいた思いと行いのパターンである。徳には純潔や清さが含まれる。人の生命を創造する力は,神がその子供たちにお与えになった人を高める力である。神はこの力を,夫と妻として合法的に結婚した男女の間でのみ用いるよう命じられた。以下を読み,純潔と徳の意義と大切さについて研究する。ヤコブ2:28;『家族-世界への宣言』(101ページ参照);『若人の強さのために』の性的な清さに関する項。さらに,信仰箇条第13条と箴言31:10-31も読む。また,純潔を守る決意について書き記す。

  2. 「いつでも,どのようなことについても,どのような所にいても,」徳高い生活を送るなら,聖霊を常にはんりょとすることができる。あなたはバプテスマを受け,確認を受けたとき,人生のあらゆる面で導いてくれる聖霊のたまものを授かった。聖霊は清くない幕屋には住まわれないので,徳高い生活を送ることは,聖霊を伴侶とし,神殿の儀式の祝福にあずかるうえで不可欠である。以下の参照聖句を読み,約束された祝福を明らかにする。ヨハネ14:26-27;15:26;2ニーファイ32:1-5教義と聖約45:57-5988:3-4121:45-46。日記に,学んだことを記録し,聖霊の導きを感じたときのことについて書き記す。

  3. 神殿に参入し,神殿の儀式に携わるふさわしさを身に付けられるよう備える。アルマ書第5章を読み,アルマが尋ねた質問のリストを作る。神殿に参入し,天の御父が御自身の愛する娘に約束されたすべての祝福を受けるための清さとふさわしさを身に付けられるよう,自らを備えるためにできることや,これから行うことのリストを作る。

  4. 救い主はあなたを愛し,あなたのために御自身の命をささげてくださった。そのおかげであなたは悔い改めることができる。悔い改めは,イエス・キリストを信じる信仰の表れである。以下を読む。モロナイ10:32-33エノス書,また『若人の強さのために』の悔い改めに関する項。救い主のあがないの犠牲のおかげで,あなたははんりょしを受けられるようになった。教義と聖約20:77,79にあるせいさんの祈りを読む。毎週聖餐をふさわしい状態で受けるとともに,霊的な力がもたらされるような徳高い活動で生活を満たすという決心をする。このようにするとき,誘惑に抵抗し,戒めを守り,もっとイエス・キリストのようになる力を増し加えることができる。清さとふさわしさを保つために毎日行えることを決め,あなたの計画を日記に書く。

徳質のプロジェクト

あなたはこの必修プロジェクトをいつでも始めることができます。

救い主は,徳高い生涯を送ることを選ばれました。「イエス・キリストについてのもう一つのあかし」であるモルモン書を最初から最後まで読み,「わたしに学び……なさい」という主の訓戒に従いましょう(教義と聖約19:23)。聖文を自分の生活や状況に当てはめてください。モルモン書を読みながら,感じた気持ちを定期的に日記に記録します。救い主の生涯とその務めに見られる模範に注目します。徳高い生活を送るために,あがない主と贖い主に従う人々はどのようなことをしたでしょうか。モルモン書を読み終えたら,日記にあなたの証を記録してください。

「わたしは兄弟たちに言った。『モルモン書』はこの世で最も正確な書物であり,わたしたちの宗教のかなめ石である。そして,人はその教えを守ることにより,ほかのどの書物にも増して神に近づくことができる。」(ジョセフ・スミス,モルモン書の序文)

モルモン書についてのわたしの証

「また,この記録を受けるとき,これが真実かどうかキリストの名によって永遠の父なる神に問うように,あなたがたに勧めたい。もしキリストを信じながら,誠心誠意問うならば,神はこれが真実であることを,聖霊の力によってあなたがたに明らかにしてくださる。」(モロナイ10:4

親または指導者の署名

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費やした時間