シャロン・ユーバンクは,カリフォルニア州レディングで,マーク・ユーバンクとジーン・ユーバンク夫妻の間に生まれた7人きょうだいの最初の子供です。フィンランド・ヘルシンキ伝道部で専任宣教師として奉仕し,ブリガム・ヤング大学で英語学の学士号を取得しました。卒業後,日本で第2言語として英語を教え,アメリカ合衆国上院の立法担当補佐官として働き,ユタ州プロボに教育関連の店を所有していました。
ユーバンク姉妹は,2009年から2012年まで扶助協会中央管理会の召しを受け,扶助協会会長会の広報委員長として奉仕しました。また,これまでにワード(地元の教会)や,ステーク(教区)で,指導者としての責任を多数果たしています。そのほとんどが,教会の日曜学校,扶助協会,若い女性,初等協会といった組織で,大人,青少年,子供を教える教師の責任でした。ユーバンク姉妹は歴史,ホームメイドパイ,クロスワードパズルが大好きです。また,キリストに従うことにより受ける幸福について,強い証を持っています。
召された2017年4月当時,ユーバンク姉妹は,末日聖徒イエス・キリスト教会の人道支援組織である末日聖徒チャリティーズのディレクターとして働いており,今もなお,扶助協会での召しを果たしながらこの職務を務めています。
1998年より教会福祉部に勤務し,末日聖徒チャリティーズ車椅子寄贈活動を管理する前は,アフリカや欧州に教会の職業支援事務所を設立するために尽力しました。2008年に,末日聖徒チャリティーズの地域ディレクターとして中東での人道支援活動を管理するようにという要請も受けました。2011年には,世界中における末日聖徒チャリティーズのディレクターとして任命されました。奉仕するということは「キリストの教会に属する会員が持つまさしくDNAと呼ぶべきもの」であり,扶助協会の心であり魂であると信じています。