ディーター・F・ウークトドルフ長老は,2008年2月3日,末日聖徒イエス・キリスト教会の大管長会第二顧問として支持されました。2018年1月までその職で奉仕しました。ウークトドルフ長老は,2004年10月2日,十二使徒定員会の一員として支持されました。1994年4月から中央幹部として奉仕しています。これまでウークトドルフ長老は,ステーク会長を2回,ドイツでステーク伝道部会長を務めるなど数多くの教会の召しを務めてきました。
ウークトドルフ長老は,1940年11月6日,チェコスロバキアのオストラバで,カール・ウークトドルフ,ヒルデガード・オッペルト・ウークトドルフ夫妻のもとに生まれました。ウークトドルフ長老の家族は,1947年にドイツのツビッカウで教会に入りました。1952年,家族でフランクフルト・アム・マインに逃亡し,そこで機械工学の教育を受けました。
1959年にドイツ空軍に入隊し,戦闘機パイロットとして6年間勤務しました。ルフトハンザ・ドイツ航空の飛行士および幹部としての専門的な仕事中に,ボーイング737および747,エアバス,DC-10各機の訓練およびチェックキャプテンの資格も取得しました。アリゾナ州のルフトハンザ・パイロット訓練学校の校長,ルフトハンザ航空のコックピットと客室乗務員の責任者,さらにフライトオペレーションの上級副社長兼チーフパイロットなどの幹部職を務めています。また国際航空運送協会のフライトオペレーション委員会の委員長など,民間団体の理事会の責任も務めました。
ディーター・ウークトドルフ長老は1962年,ハリエット・レイヒ姉妹と結婚し,2人の子供と6人の孫と7人のひ孫がいます。ウークトドルフ長老が使徒として召されて以来,ウークトドルフ家は米国の永住権を持っています。
ディーター・ウークトドルフ長老とハリエット姉妹はアウトドアの活動を楽しみ,芸術を愛し,家族と過ごすときに最も幸せを感じています。