インターネット接続可能な機器

最終更新:2020年1月7日11時40分

インターネット接続可能な機器(IEA)とは,暖房,換気,空調(HVAC)システムなど,インターネットへ接続される機器のことです。集会所で使用されるその他のIEAには,出入り口監視,セキュリティー,電機,および注水システムなどがあります。インターネットに接続されると,権限のある人がこれらのシステムを監視・制御することができます。

施設マネージャーは,インターネット接続可能な機器を集会所で使用する時と場所,インストール方法,遠隔接続方法について指導を受けます。IEAは,Cisco 881W ファイアウォールが設置されている集会所でのみ使用してください。IEAをインストールする前に,施設主任はグローバル・サービスセンターへ連絡して,IEAが接続される 881W 上に施設ゾーンを設定するよう要請します。施設ゾーンは常に,881Wの端子3に設定されています。

設定されると,IEAは端子3(図1)にのみ差し込んでください。複数の IEA を881W に接続する必要がある場合には,ネットワーク・スイッチを端子3に接続し,すべてのIEAを同スイッチに接続してください(図2)。スイッチにはIEA専用というラベルを貼り,ほかの機器をこのスイッチに接続しないようにしてください。


図1

施設管理事グループは IEAを使用時の決定,支払い,設定の責任があります。

注意: ステークまたは地方部技術支援スペシャリストは,次のような責任があります。必ずIEAが端子3からはずされないように注意する。また881W 上の端子3に差し込まれていて,施設ゾーンが作動しているネットワーク・スイッチに,コンピューターやワイヤレス・アクセスポイントなどのその他の機器が接続されないように注意する。

特定の881W 上で施設ゾーンが作動しているかどうか不明な場合には,施設主任または技術支援スペシャリストがグローバル・サービスセンター(GSC)へ連絡してください。

IEAによっては,集会所インターネットを通さずに,モデムおよび別個の電話回線を使用しているものもあります。これらはしばしば集会所ファイアウォールを通して再構成され,その結果サービスの速度を上げ,余分な電話線を使う必要をなくすことができます。


図2