アメリカ手話（ASL）サポート
最終更新：2020年1月7日11時40分
ASL受信機が導入されている北アメリカの集会所では，アメリカ手話（ASL）の教会放送を利用することが可能です。神権指導者はASL設備の申請に関して，施設管理マネージャーと調整する必要があります。ここをクリックして，北アメリカでASLが導入されている建物の一覧を確認してください。
ASLで見る方法
放送の手話通訳がある場合，通常LDS.org，教会衛星ネットワーク，または両方で利用できます。
インターネット
ウェブ経由でライブ放送を見る場合，より高い安定性と画像品質の高さから，有線接続が推奨されています。ASLは視覚言語であるため，画像の品質は非常に重要です。ASLで使われているストリーミング・エンコーダーは，「速度変換型」です。これは，できるだけ最大限の画像品質で配信を試みるために，再生機が度々データ速度を調整するものです。
インターネットのASLチャンネルと衛星放送の非ASLチャンネルは，異なるエンコーダーと通信デバイスで処理されているため，それぞれの放送には数秒間のずれが生じます。これは視聴者にはとても気になることでしょう。この問題を避けるため，インターネット配信によるASL放送と非ASL放送は，別の部屋に設置するのがベストでしょう。
LDS.orgでASL放送を見るには，放送を選択してから画面右上の言語リストの「アメリカ手話」を選択します。
衛星放送
多くの集会所にはすでに非ASL放送を受信するための受信機が設置されています。ASL放送を同時受信するするためには，追加の受信機が必要になります。両方の受信機が設置されると，集会所のパラボラアンテナはそれぞれの受信機に適切なシグナルを送信するようになります。神権指導者はASL設備の申請に関して，施設管理マネージャーと調整する必要があります。建物によっては，追加の受信機がすでに設置されている場合もあるでしょう。ここをクリックして，北アメリカでASL放送が導入されている建物の一覧を確認してください。
北アメリカでは，教会は2つの異なる衛星システムを放送に利用しています。その2つは，伝統的な大型パラボラアンテナ（C-band）システムと，小型パラボラアンテナ（Ku-band）システムとして知られています。C-bandシステムには常にASLシグナルが入っています。放送のない時間の間は，受信機スクリーンの左上隅にASLという文字があることでASLチャンネルを特定することができます。Ku-bandシステムでは，ASLチャンネルは放送の開始直前に現れ，そして放送が終了した後に消えてしまいます。
衛星を通してASL放送を見るための設定
ASL衛星放送を受信するための設備が導入された後は，テレビチャンネルでASL放送を利用できるようになります。クラスルームや礼拝堂など，テレビジャックのある集会所のすべての部屋にテレビを設置することができます。ASL放送を非ASL放送と同じ部屋で見る場合，ASL放送を見るためのTVは横側の座席エリアの正面に設置されることがよくあります。ASLユーザーの中には，別のクラスルームで放送を見るのを好む人もいますし，他の会衆と一緒に礼拝堂にいるのを好む人もいます。そのどちらも可能です。ASL放送と非ASL放送には，お互いに若干の時間のずれが生じます。そのため両方の放送を同じ部屋で見る場合には，ASLを映しているTVの音声を下げる必要があります。
追加のサポートが必要な場合は，グローバル・サービスセンターに連絡してください。
