バラード長老,ヤングシングルアダルトに今,準備するよう話す

提供者: ジェーソン・スウェンセン,チャーチニュース記者

  • 2014年11月14日

十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老は,ブリガム・ヤング大学の14のステークから集まったヤングシングルアダルトに向けて,将来の教会の責任に備え,証を分かち合い,キリストの贖罪と愛についてたびたび考えるよう勧告を与えた。

十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老は最近,大半がブリガム・ヤング大学の14のYSAステークに所属する数千人のヤングシングルアダルトに向けて,時間を取って祈りながら自分自身の生活を吟味するようチャレンジした。 変えるべきことがあるだろうか。 幸せになることを妨げているものがあるだろうか。

十二使徒定員会のM・ラッセル・バラード長老は,2014年11月9日,大半がブリガム・ヤング大学の14のステークに属するヤングシングルアダルトに向けて話した。

11月9日のブリガム・ヤング大学のマリオットセンターで行われた集会で,立って賛美歌を歌うヤングシングルアダルト。 写真/ジェーソン・スウェンセン

ディボーショナルで人々にあいさつするラッセル・M・バラード長老

「静かな場所を見つけ,自分自身に向き合って,こう尋ねてください。『自分の生活はどうだろうか。』 やめる必要のあることと,始める必要のあることを一番よく知っているのはあなたです」と長老は話した。

個人的および霊的な成長にとって,目標は不可欠なものだと教え, 学業においてしたいことが決まったら、前進するよう励ました。

「あなたの進歩を加速してください。 世の中はあなたは必要としています」と長老は話した。

負債は若人の成長を妨げることがある。 長老は,お金を賢明に管理することを学ぶようにと言った。

バラード長老は,世の中に頻繁に見られる結婚を遠ざける風潮に言及した。 アメリカ合衆国内で一緒に住んでいるカップルの50パーセント以上が結婚していない。 長老は,結婚してうまくやっていけるかどうかを知るには結婚前にいっしょに住んでみることが適切だという「偽り」について,聴衆に警告した。

バーバラ夫人との結婚の決断は,「これまでに行った中で,最もすばらしく最も賢い決断」だった。 バラード夫妻は結婚したときや子育てが始まったとき,経済的な余裕はなかった。 しかし,二人はあるものをやり繰りし,家族であることに喜びを見い出した。

この使徒は,独身の若い女性に最高の自分になるように勧告した。 「あなたの目から,霊の美しさを輝かせてください。」 それから,男性たちへ, 「常にあなたの目を覚していなさい」と勧告して、若い聴衆の笑いを誘った。

それから,祈りの力と,個人の啓示に対して敏感になることについて話し, 感謝と謙遜さを持って毎日祈るよう勧告した。

「神はわたしたちの御父ですから,わたしたちの祈りに答えてくださるでしょう」と約束した。

ヤングシングルアダルトワードに参加する若い女性と若い男性の多くは帰還宣教師である。 バラード長老は,福音を分かち合うという義務は専任宣教師として奉仕して終わるのではないと話した。

「自分が真実だと知っていることをほかのだれかに分かち合う機会を持たずに一日を過ごさないように」と長老は話した。

また,できる限り頻繁に近くの神殿に参入するよう学生たちに勧告した。

そこにいた聴衆が将来どんな教会の割り当てを受けるかは,主だけが御存じである。 ビショップリック,ステーク会長会,高等評議会の中や,伝道部会長,補助組織指導者,もしくは中央幹部として奉仕するかもしれない。 「今,自分を備えるように強くお勧めします。」

長老は,日々の問題に対処するうえで助けとなる天の力と啓示を学生たちに思い起こさせて説教を終えた。 がんばって,「出来る限りのことをしてください。」

「ゲツセマネに思いをはせ」,キリストの贖いと愛を思い出す機会を決して逃さないように。

「イエス・キリストはわたしたちの最良の友です」とバラード長老は語った。