ゲレット・W・ゴング長老
十二使徒定員会
2018年3月31日,ゲレット・W・ゴング長老は末日聖徒イエス・キリスト教会十二使徒定員会の一員として支持されました。ゴング長老は,2010年4月3日から十二使徒に召されるまでの期間,中央幹部七十人として奉仕してきました。2015年10月6日,七十人会長会の一員として指名されました。ゴング長老は,2011年から2015年まで,香港に本部を置くアジア地域会長会の一員であり,地域会長としてその奉仕を終えました。
ゴング長老は1977年にブリガム・ヤング大学からアジア研究と大学研究の文学士号を取得しました。また,オックスフォード大学では1979年に哲学修士号,1981年には国際関係論の博士号を取得しました。同大学ではローズ奨学金〔訳注—オックスフォード大学の大学院生に与えられる世界最古の奨学金制度〕の奨学生でした。1985年にはアメリカ合衆国国務省の国務次官特別補佐として,1987年には中国・北京のアメリカ合衆国大使の特別補佐を勤めました。1989年から2001年まで,ワシントンDCの戦略国際問題研究所で様々な役職を務めました。2010年4月までブリガム・ヤング大学学長補佐として計画と評価を担当しました。
ゴング長老はこれまで,専任宣教師,セミナリー教師,ビショップ,ステーク伝道部会長,ステーク会長,地域七十人など,多数の教会の召しを果たしてきました。
ゲレット・ウォルター・ゴングは1953年,カリフォルニア州レッドウッド・シティーで生まれました。1980年にスーザン・リンゼイと結婚し,夫妻には4人の子供と3人の孫がいます。